「過集中」で空腹をごまかす!【大人のADHD】
あどはち(@ad8adhd)です⊂(^ω^)⊃ブーン
今回は、ADHDの過集中を利用して、空腹をごまかす方法をご紹介します。(あどはちの場合)
- ヒマ…何か食べたい
- 夕飯まで待てない、お腹すいた!
このようなタイプの空腹をごまかすのに大活躍!?
過集中を利用する条件2つ
空腹をごまかすために過集中を使いたい、そこのアナタ!
過集中を利用するには条件が2つあります。
- ADHDの薬を飲んでいる
- 過集中になる作業がある
この2つを全てクリアしてないと、過集中で空腹をごまかせません。
ADHDの薬を飲んでいる
空腹を過集中で誤魔化すには、ADHDの薬を飲んでいる必要があります。
自分の意思だけで食欲を抑えるなんて100%ムリなので。
特にADHDの場合、衝動性という特徴が。
衝動性が食欲と合体すると、食べ過ぎやすいんですよね…。
薬で衝動性を緩和した状態にする。
コレで初めてスタートラインに立てます。
しかも発達障害者は、食欲につながると言われるストレス・疲労を感じやすいという…。(定型発達と比べて)
過集中できる作業がある
過集中できる作業が最低1つは必要です。
空腹をごまかすために過集中を利用するので、当たり前ですが…。
過集中の時間は、長くても短くても大丈夫。
空腹をごまかしたい時間と同じならばOK。
ここからは、作業のポイントを2つご紹介。
ポイントを抑えると継続しやすいです。
難しければすっ飛ばしても◎。
好きな内容
過集中する作業は好きなコトを!
継続するには、この「好き」が1番大事!!
「好き」な作業なら、他2つは正直どうでもいいです!
↑こういうルンルン作業なら、アウトドア・インドア問いません!
もし初挑戦の作業なら、「失敗してストレスが溜まるかもしれない」と想定しておきましょう。
ダメージを抑えることで、食べ過ぎへつながるストレスを減少させます。
逆に、少しでもキライなコトは絶対NG。
我慢する必要が出てくるので。我慢は絶対続きません。
「しんどくても、いつか慣れるハズ…!」で慣れることは基本ないです。
ADHDはタダでさえやる気スイッチが入りにくい。
嫌なこと・面倒臭いことは後回しにしがちです。
やる気スイッチが入らなければ、ポイしちゃいましょう。
作業の選択肢が多い
過集中できる作業がたくさんあるとGOOD。
ADHDは飽き性な方が多いので。
「今日は気分じゃないから、やりたくねー」みたいな時にも対応できます。
選択肢がいっぱいあれば、違う作業をすぐに選べるので楽です♪
もちろん全部やりたくなければ、その日はやらなくてOK。
無理してやっても続きません。途中でやめても良いんです。
やる気になったとき・再開したくなったときに、再開すればOK。
「やりたいことがあったら、ラッキー☆」くらいで◎。
ゆる〜くゆる〜く気楽に続けられるように、選択肢が多いと良いなって感じです。
身体と頭を同時に使う
身体と頭を同時に使う作業がオススメ。
身体だけ・頭だけの作業より、集中しやすいです。
身体は目・耳・手・足、何でもOK。
どれか1つでも使ってれば「身体を使う」にカウントされます。
そして身体も頭も、使う部分が多いと◎。
多ければ多いほど、集中する必要が出てくるので、注意力を作業に向けやすいんです。
ADHDはどうしても注意力が散漫になりがちですから…。
あどはちは運動がキライなのでやってませんが、もちろん運動でもOK!
むしろ、運動はオススメ!(散歩・ウォーキング・ジョギング・ヨガ・ストレッチ・筋トレ・ボクシング・運動系の部活動など何でも)
あとは、戦略性のあるゲームも◎。(麻雀・囲碁などのボードゲーム、MTG・ポケモンなどのカードゲーム、PvP対戦など)
過集中を使うメリット・デメリット
過集中も万能ではありません。
メリットがあれば、デメリットもあります。
メリット・デメリットを把握した上で、やる・やらないを決めましょう!
人によってはデメリットがめちゃくちゃデカイので。
あどはちが実際にやってみて、感じたメリット・デメリット。
全部で4つあります。
我慢する意識が少ない
空腹・食欲を我慢するという意識が少ないです。
好きなコトに集中して、空腹を忘れる方法なので。
無理してる・我慢してる・ツライ…みたいなマイナス感情が少ないです。
「お腹すいたな」と思ったらチャンス!
「過集中できる作業しよ」と考えてみましょう。
空腹を感じたら、過集中!
最初のうちは、めちゃくちゃ忘れます。
食べ終わった後に「あっ!過集中!!」って気づくことがほとんど。
でも、それで大丈夫。
急にガラッと変えるなんてムリです。
「食べる」が今までの習慣だったんですから!
私たちADHDは忘れるのが大得意ですし(笑)
思い出すのは、いつでも構いません。
食べ終わった翌日・直後、食べてる途中、食べる前…
食べる前に思い出せたらラッキー!です。
過集中を思い出しても、食べちゃうときだってあります。
それで良いんです。
思い出しても食べたい!ということは、必要であるということ。
- 本当の空腹(エネルギー補給)
- 食べて幸せな気分に!
- ストレス・疲労の緩和
どれも必要かつ大切ですよね。
空腹をごまかすのは、毎回じゃなくてOK。
週1でも月1でも◎
1回でもごまかせたなら、習慣に変化が出ている証拠!
間違いなく『空腹→過集中』を習慣化できています。
食べ過ぎの調整に◎
過集中で空腹をごまかせるようになると、食べ過ぎの調整に便利。
「食べ過ぎちゃったから、明日は節制しなくちゃ…」ってとき、ありますよね?
過集中できる作業をいくつか組み合わせれば、半日食べずに過ごすことも可能♪
自分の力ではどうにもできないときも!
- 避けられない飲み会
- ストレスによる暴飲暴食
何日間か過集中を利用して空腹をごまかすと◎
食べ過ぎた翌日に全てチャラにする必要ないですしね!
ヒマからくる空腹にも効果アリ☆
- 好きなことでヒマを潰せる
- 空腹を忘れられる
まさに一石二鳥です。
過集中をやめられない
過集中の1番の欠点は、作業をやめられなくなること。
好きなコトは過集中に持って行きやすい!
しかし、中断しづらいんですよね…。(嫌いなことにくらべて)
もし、やらなければいけないコト・予定があれば、必ず過集中を止める対策をしておきましょう。
もしくは、やらない方がいいです。
人に止めてもらうときは、お礼を忘れずに!
- 何度も頼みまくる
- お礼をしない
このようなことが続くと、人間関係に亀裂が…。
何回までなら頼んで良いか確認しておくのも◎。
タイマーは2つ以上の場所・アイテム&大音量で掛けておくのがオススメ。
1つだけだと、作業を中断できない可能性があるからです。
- 無意識にアラームを止める
- 集中しすぎて音が聞こえない
移動をはさむことにより、注意力を分散させるってことですね。
ストレス・疲労が原因の暴飲暴食には使えない
ストレス・疲労が原因の暴飲暴食防止に、過集中は使えません。
ストレス・疲労を暴飲暴食で発散するクセが付いているから。
『食べる=安心・幸せ』って、脳に叩き込まれてるんですよね…。
ストレス・疲労による暴飲暴食の場合、何か食べないと落ち着かないし、空腹もごまかせません。
あどはちは、疲労・ストレスが原因の場合、食べてOKというルールにしてます。(仕事・人間関係とか)
食べられないと余計ストレスになるので。
できないこと頑張っても意味ないですから。
頑張ってなんとかできるなら、発達障害もなんとかなってます。(言ってて悲しいけど)
また、食べてOKのルールにしておくと自己嫌悪を少し減少できます。(「また過食しちゃった…」みたいな)
ルール違反じゃないからセーフ!って再スタートを切りやすいです。
それに、疲れてたら過集中なんかできません〜。
美味しいもの食べたら、すぐハッピーになれるし。
めちゃくちゃお手軽ですもん。(自炊しなければ)
制限はゆるすぎるくらいが、ちょうどいいです。続けやすいので。
あどはちに、食べるのをやめる選択肢はありません(笑)
ダラダラ食べ過ぎて太るなら、ダラダラTwitter見て何も食わない方がマシ!と思ってるんで。
体重・体脂肪率が減った
空腹をごまかした結果、どうなったか?
めちゃくちゃちょっとですが、体重・体脂肪率が減少しました。
実際の値をお伝えしますね。(約4ヶ月間)
※元の体重と体脂肪率は聞かないでネ!
服の変化は2つ。
- ズボンに少し隙間(パツパツだった)
- 半袖で二の腕がギリギリ気にならない(ノースリーブはOUT)
ちなみに、あどはちの基本データはコチラ↓(運動量など)
多分、脂肪だけじゃなく筋肉も減ってます。
そして、4kgと2%減ったきり、変化ナシ。
体重・体脂肪率ともに、ずっと横ばいです。
全く運動をしてないからでしょうね。
空腹をごまかす過集中は現在も続けてるので。
毎日運動したら、もう少し減るかもしれません。
ヒマで食べ過ぎていればオススメ
ヒマが理由で食べ過ぎているなら!
過集中を利用して空腹をごまかすのもアリかもしれません。
ただ、過集中メインのダイエットは絶対やめて下さい。
極端な食事制限はダイエットじゃありません。不健康になるだけです。
- ダイエットの失敗
- リバウンドの繰り返し
- 摂食障害
あくまでも空腹をごまかすのが目的!
ダイエット・ボディメイク・健康管理とは違います。
そして、先ほどもお伝えしたとおり、過集中はメリットだけじゃありません。
デメリットが絶対あります。
過集中で空腹をごまかす際には、生活に支障が出ない範囲で行いましょう。
活動量・基礎代謝は下のリンクを参考にしました。
※あどはち個人の経験・結果です。
※過食・暴飲暴食・体重・体脂肪率・空腹の減少を保証するものではありません。
※当ブログ内容を実践した際に生じたすべてのトラブルにおいて、当ブログは一切責任を負いません。実践された方の自己責任となります。あらかじめご了承下さい。